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目次
1.改めてローコストハウスメーカーって?
2.ローコストハウスメーカーが安い理由①
3.ローコストハウスメーカーを選ぶコツ③
4.デメリットがないかしっかり確認を
1.改めてローコストハウスメーカーって?
以前このコラムではローコストハウスメーカーを「あらかじめ設計された住宅を低価格で提供」しているハウスメーカーと紹介し、6つの特徴を説明しました。
今回はさらに深掘りして、「なぜ安くでおうちを建てられるのか?」を徹底的に解説します。
2.ローコスト住宅を可能にする10の理由①
●規格化によるコスト低減・・・ローコスト住宅は、間取りや外観、設備などが限定的であり、設計や工事の柔軟性が低くなっています。このため、材料や設備の大量発注によるコスト削減や、工事手順の標準化による工期の短縮など、多岐にわたるコスト削減が実現されています。
●省力化によるコスト削減・・・ローコスト住宅は、省力化された工法や設備を取り入れることで、工事費を抑制しています。具体的には、木造軸組工法やツーバイフォー工法などの工法や、システムキッチンやシステムバスなどの設備が該当します。これらの手法は、施工手順や時間を最適化し、結果としてコスト削減に繋がります。
●材料費の最適化・・・ローコスト住宅は、通常の注文住宅よりも経済的な材料を使用することで、材料費を削減しています。例えば、輸入材や規格外材などの低価格な材料の導入や、材料のグレードの見直しにより、コストの削減を実現しています。
●人件費の削減・・・ローコスト住宅は、通常の注文住宅よりも短い工期で建設されるため、人件費を抑えています。具体的には、施工手順の標準化や作業の合理化を通じて、工期を短縮し、結果として人件費の節約につながっています。
●広告宣伝費の削減・・・ローコスト住宅を提供するハウスメーカーは、通常のハウスメーカーよりも広告宣伝費を抑制しています。このため、広告費の削減が住宅価格を抑制する手段となっています。
3.ローコスト住宅を可能にする10の理由②
●利益率の抑制による経費削減・・・ローコスト住宅を提供するハウスメーカーは、通常の事業者よりも利益率を抑制しています。これにより、粗利を最小限に抑え、住宅価格をコスト効果的に提供することが可能になります。
●標準仕様の採用による経費削減・・・ローコスト住宅は、標準仕様を導入することで、経費を削減しています。ハウスメーカーが定めた標準仕様に基づいてキッチンやバス、外壁や内装などの仕上げ材を統一することで、コストの節約が実現されています。
●オプションの制限による経費削減・・・ローコスト住宅は、オプションの制限を設けることで、経費を削減しています。具体的には、外壁材や内装材などのオプションを、ハウスメーカーが指定した範囲内に限定することで、コストを抑えています。
●現場での変更の制限による経費削減・・・ローコスト住宅は、現場での変更を制限することで、経費を削減しています。具体的には、工事開始までに決められた範囲内でのみ、間取りや外観などの変更を許容することで、コストを効果的に削減しています。
●住宅ローンの有効活用による経費削減・・・ローコスト住宅は、住宅ローンの有効な活用により、経費を削減しています。住宅ローンの金利を最小限に抑えたり、住宅ローンの控除額を有効に利用することで、総合的なコスト削減が可能となっています。
4.デメリットがないかしっかりと確認を
一方でデメリットがあることも覚えておかなければなりません。
おうちづくりの相談をする際は必ず以下のポイントを確認するようにしましょう。
・どれくらい設計の自由度があるのか?
・耐久性や耐震性は大丈夫か?
・設備のグレードが低くないか?
・保証はちゃんとしているか?
これらをおうちづくりの相談をする際にはこれらのことを明確にする必要があります。
鹿児島県でローコストハウスメーカーをお探しの方は、ぜひ私たちニーエルホームにお問い合わせください。
お客様のライフスタイルに合わせ、無理のない資金計画を提案いたします。
新築を購入することで、今の家賃よりも支払額が抑えられる可能性もあります。
気になる方はお気軽にご相談ください。