ニーエルホーム広報担当の高地(たかち)です。
雨が多くじめじめとした日が憂鬱なこの時期。
洗濯物もなかなか乾かず、家事が捗らない毎日に嫌気がさしてきます。
そんなこの時期にも、たまにある晴れの日。
「花火がしたい」
そう思った私は、無意識に隣町まで車を走らせていました。
お店に着いた私は、おもむろに店内を見渡し花火コーナーへ。
派手な配色のパッケージが、大人になった今でも想像を掻き立てワクワクさせてくれます。
10分ほど吟味し、陳列されたら商品ラックから、特に目立つものをチョイス。
期待感と高揚感を胸にレジへ向かいました。
「2000円になります。」
いいお値段がより一層想像を掻き立ててくれます。
家に帰りつき、日の入りを待つ私。
こんなにも早く1日の終わりを願ったことはなかったでしょう。
もう日が暮れる前から水入りのバケツを用意していた私は、落ち着きなく買ってきた袋を開け、何重にも巻かれたセロハンテープに四苦八苦しながら丁寧に花火を取り出して、いざ。
一本、また一本(たまに2本)。憂鬱が吹き飛ぶような綺麗な花火はやはり最高です。
楽しみも終盤を迎えた頃、1束の線香花火だけが残りました。
そっと火をつけ、美しくもはかない線香花火の火の玉にノスタルジーを感じた33歳独身一人暮らしの夏の入りでした。